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高校・大学で成長できるサッカー環境 3つの視点

7〜8月は高校・大学サッカーのスポーツ推薦が決まるシーズン。

ここで理想の進路を掴み取れるのか、それともよく分からないまま流されていくのか、どちらの道を進むのかで今後のサッカー人生が決まると言っても過言ではないでしょう。

それは、自ら主体的にアクションを起こすサッカーをするのか、それとも常にリアクションで相手に合わせたサッカーをするのか、そのくらいの違いが生まれてきます。

弊社では全国の高校・Jユースと連携させて頂きながら合同セレクションを主管させて頂いております。(セレクション詳細はこちら

成長できるサッカー環境 3つの視点

では、どんな環境に進めば選手達は成長できるのか?

ここでは「全国クラス」または「Jリーグ基準」へ選手を導く成長環境という視点で語りたいと思いますが、主に3つあると考えています。

進路選択の参考に一読頂ければと思います。

① サッカースタイルとの相性が良い

その選手の特性が当該クラブのサッカースタイルに合うか合わないか?成長環境という意味でものすごく重要な要素になります。例えば、テクニックが特徴の選手が、身体能力と運動量で戦うサッカースタイルのクラブに入ってしまうと試合出場機会に恵まれない3〜4年間を過ごすことになります。

勿論、本気でプロを目指す選手であればどんな環境でも課題をクリアしていく必要がありますが、高校・大学サッカーを「成長の3〜4年間」と捉える場合は、進路選択は慎重に判断する必要があります。

② 育成力のある監督・指導者の存在

これまで幼児からJリーグクラブまで様々なカテゴリーで指導者の育成メソッドを分析してきた結果、サッカー界には3種類の指導者がいることがハッキリと分かりました。

(A)選手を短期で成長させられる指導者
(B)選手を中長期で成長させられる指導者
(C)選手を成長させる意欲の低い指導者

自分のお子さんを預けようと考えているサッカー環境の指導者が(A)〜(C)のいずれに当たるのか、事前に理解できている方が良いのは間違いありません。

③ その後の輩出環境への人脈やルートがある

高校・大学サッカー部の中には、卒業後の輩出先が豊富なクラブとそうでないクラブもハッキリと別れますが、基本的には指導者による影響や価値観が大きく現れる部分だと思います。(詳細はこちらの記事にも掲載)

「進路に関する情報は選手へ提供すべきだ」と考える監督も言えれば、「進路は自分で探し掴み取るものだ」と考える監督もいれば、監督ごとに考え方は様々です。(この辺はご興味ある方には進路セミナーなどで詳細をお話ししたいと思います)

筆者 岩崎 勇一郎

J3リーグFC大阪 強化担当・データサイエンスディレクター (クラブ戦略設計と人材スカウトの管理)/ 経営学とデータサイエンスでJリーグクラブの組織戦略と選手スカウト戦略を設計/ 指導者としては國學院久我山高校で第101回 全国高校サッカー選手権大会出場・日本高校選抜選手輩出、早稲田大学ア式蹴球部でJリーガー輩出・引退後選手の社会接続など/ 早稲田ユナイテッド代表 /産学官連携型のJリーグクラブ設計 / 早稲田大学卒・大学院修了、MBA(経営学修士)および工学博士(遺伝子工学)

Twitter:https://twitter.com/iwasaki_wu

※当該記事へのご質問等は早稲田ユナイテッド事務局で受け付けております。

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