WASEDA UNITED BLOG

10/7,8と日本トレーニング科学会大会に参加してきました。

ここ数年でエビデンスに基づいたトレーニングが大きなキーワードになっており、スポーツ、フィットネス業界でトレーニング科学は無くてはならないものになっています。

シンポジウムでは、科学的知見を作る立場である研究者や科学的知見を実際に現場で活用している指導者やアスリートの方々から貴重なお話を聞くことができました。

話を聞いていて特に感じたのは、現場のアスリート・指導者で科学的知見を上手く活用できる人材の少なさと、そういった人材の必要性です。

科学的知見の多くが論文という形になって世に出ていますが、まずその論文を正確に読める人材が現場には不足していると思われます。...

この投稿の続きを読む »

各メディアで報道されているのでみなさんご存知かと思いますが、9月9日の全日本インカレ男子100m決勝で偉業が達成されました。

東洋大学こ桐生祥秀選手が日本人初の9秒台となる9″98(+1.8)の日本新記録で優勝したのです!

前日本記録保持者で日本陸連強化委員長の伊東浩司さんが10″00を出してから19年、当時高校3年生だった桐生選手が10″01を出してから4年、やっとこの日が来ました。

陸上競技のタイムは速報タイムと正式タイムがあります。ゴールした瞬間に表示されているのが速報タイムで、その後に正式タイムが出されます。速報タイムは正式タイムから±0,0数秒の誤差が出ることがよくあります。...

この投稿の続きを読む »

各メディアで報道されているのでもうみなさんご存知かと思いますが、9月9日の全日本インカレ男子100m決勝で偉業が達成されました。

東洋大学の桐生祥秀選手が日本人初の9秒台となる9″98(+1.8)の日本新記録で優勝したのです!

前日本記録保持者にして日本陸連強化委員長の伊東浩司さんが10″00を出してから19年、そして当時高校3年生だった桐生選手が10″01を出してから4年、遂にこの日が来ました。

陸上競技のタイマーはまず速報タイムが出ます。選手がゴールした時に表示されているのがそれです。その後正式タイムが出されるのですが、速報と正式は±0,0数秒変わることがよくあります。...

この投稿の続きを読む »

他の動物を見ることはヒトの身体や動きのことを考える上で非常に大切なことです。今回は食性による走りの違いを見ていきます。


食性と腸

動物は大きく分けると肉食と草食に分けられますが、肉を食べるか草を食べるかで消化管つまり腸の長さが違ってきます。

消化の良い肉を食べる肉食動物は腸が短く、消化の悪い草を食べる草食動物は腸が短いです。この事実は走るという運動にとても関係しています。

草食動物

ここではウマを見ていきます。

草食動物であるウマは腸が長いつくりになっています。そうなるとどんなことが起きるのかというと、体幹部を動かすのが難しくなります。...

この投稿の続きを読む »

ロコモーションとは身体を移動させることです。歩く、走る、跳ぶ、転がる、泳ぐ、登るなどの運動があります。

スプリントLabではロコモーションの中でも特にスプリント(短い距離の速い走り)とジャンプに特化したトレーニングを主にやっています。

現在は走りに限らず様々なところで体幹の重要性が謳われていますが、体幹とロコモーションの関係性を見ていきたいと思います。

もともとはロコモーションの主役だった体幹

私たちの手足はさかのぼると魚のヒレがもとになってできています。そこからさらにさかのぼるとヒレすらない、つまり体幹のみで構成された生物になります。...

この投稿の続きを読む »