サッカー選手はサッカーに詳しい。野球選手は野球に詳しい。バスケットボール選手はバスケットボールに詳しい。陸上選手は陸上に詳しい。
アスリートであれば自身の競技に詳しいのは当然のことです。
では「ヒト」という生き物については?
ヒトの身体や心の機能であったり構造であったり。そういうことに関してはどうでしょうか。
・いやいや、オレは競技が専門なのであって身体の専門家じゃないから…
という感じで専門家に任せっきりではありませんか?
アスリートは己の心身の機能を最大限に高める必要があるのにも関わらず身体の事については全然知らないということが多いと感じます。
心・技・体のうち「体」の部分だけなんだか頼りないよな感じです。
心・技・体はどれも同様に重要なものであり、欠かすことはできません(三位一体)。
アスリートが専門競技に特有な技を学び、鍛錬するのは当然のことですが、体と心に関しても同じように学んだ方が得なように思います。
このことには心技体は同様に重要であると同時に、互いが互いに影響を及ぼし合うということからも言えます(相互関連)。
心が豊かであれば、体は鍛錬されていき、技に磨きがかかる。
技を磨き上げれば、心が豊かに育ち、体も鍛錬される。
そして体を鍛錬すればこそ、技は我が身に染まり、心が豊かに安定してくる。
心技体それぞれの要素は良い方向にも悪い方向にも他の要素に影響を受けるのです。
つまりアスリートはこの3つのどれかひとつを取り出すのではなく、全て一緒に考えていく必要があります。
スプリントLabでは主に「体」の部分に介入することでアスリートや子どもたちの「心技体」の鍛錬と成長のお手伝いをしていきます。
また、このブログでは週に1度のペースで主に「体」の部分に関する役立つ知識や情報を発信していきますのでよろしくお願いします。