WASEDA UNITED BLOG

サッカーキャリア論 〜 僕、高校サッカー部を辞めました 〜
岩崎 勇一郎


 

色々なサッカー人生

「僕、高校サッカー部を辞めました」

自分達の教え子に高校年代も増え始め、最近ではこういった報告を受けることも増えた気がします。自分で決断したのならそれでも良いと思う。

問題はその後のモチベーションが何なのか?

もし今後もサッカーで上を目指そうと思っているのなら、「やはり辞めた方が良かった」と言える結果に繋げる必要がある。

部活を続けている人達よりも何かを圧倒する努力や、目指すキャリア(人生の歩み方)に人と違う工夫が無ければ、サッカー部を辞めたことがプラスに働くことは基本的に無いと断言してもいい。

サッカーを仕事にしたいのなら覚悟しないといけないこともあるし、逆に、サッカー以外のコトに意識を向けることで深まる人生観や拡がる選択肢もある。

実際にJリーガーとしてサッカーに向き合いながら、サッカー以外の経験も並行して積み続け、人生経験を深めてきた選手がいたのも事実です。

J1リーグでプレーしたことの無い選手が、人と違うキャリアを歩みながら日本代表に選ばれる事例も目の前で見てきた。

16歳くらいなら、まだまだ本気で夢を追い掛けて良いと思うけれど、20歳手前くらいまでに夢が”明確な目標“に進化しないようなら、もしかすると、どこかで夢を諦める努力も必要になるかもしれない。

結局、好きなことを続けるには武器が必要になる。

これはサッカーの世界に限った話でもない。

好きなことを仕事にしている人には、必ず他の人との違いを見せつける武器がある。

それが、持って生まれた才能なのか、資産なのか、人脈なのか、知恵やアイデアなのか、武器の作り方は人それぞれ。

武器の選び方も大事。

時代時代で必要な武器も変化する。

今は竹槍は武器にはならないが、もっと言えば、竹槍が再び何らかの武器になる時代が来ないとも言えない。

目の前にあるモノばかり見ていたら、世界の変化に気付くこともない。

大好きなサッカーのためにも、逆に広い視野・世界観を持ちながら真剣にサッカーに向き合ってみるのも良いんじゃないかな。

早稲田ユナイテッドが考える文武両道とは、スポーツと勉強の両立という表面的なことではなく、アスリート達が人として世界観を深めるための手段の1つでしかない。

あなたの好きなことを続けるために、あなたの人生経験からしか作れない武器を一緒に作っていこう。

文武エリートへのキャリア戦略