今私が読んでいる本の一節を紹介します。
「わが子を怒ってしまうのは、じつは子どもの懐の深さに甘えているからです。
同じことをしていても、近所のお子さんだと怒りはわかないけれど、自分の子どもだと怒ってしまうってことがありますよね。それは、「怒り」が、安心で安全な場だからこそわいてくる感情だからです。近所のお子さんを怒ったら、場合によっては、親同士のトラブルになりかねませんから。
一方、わが子は、こちらが怒っても、ひどいことをしても、ずっと大好きでいてくれます。何をしても、何を言っても、最後は許してくれます。子どもはいつも、無条件の愛でママを包んでくれるのです。
だから、たくさん怒っちゃった日は、子どもに感謝する日。 「たくさんひどいことを言っちゃって、ごめんね。いつも許してくれて、ありがとう」」(『0歳から6歳までの 叱るより聞くでうまくいく 子どもの心のコーチング (中経出版)』(和久田 ミカ 著)より)