今私が読んでいる本の一節を紹介します。
「ペンシルベニア州立大学の研究結果では、言語能力が発達した子は、感情のコントロール、特に怒りを抑えることがうまいということもわかっています。言葉を使いこなせることで、「私は○○をしたいの」と、自分の欲求をおだやかに伝えたり、おしゃべり・数を数える・ごっこ遊びといったことで気を紛らわせたりすることができるからだそうです。
一方、言語能力が育っていない子は、伝えるすべを持たないために、かんしゃくを起こしたり、怒りを爆発させたりすることが多くなります。」(『0歳から6歳までの 叱るより聞くでうまくいく 子どもの心のコーチング (中経出版)』(和久田 ミカ 著)より)
「米スタンフォード大学の研究グループは、「親が子どもに話しかける回数が多いほど、幼児の言語能力が発達する」ことを明らかにしています。
さまざまな言葉をシャワーのようにかけてあげることが、言葉を豊富にしていくというのです。
ただし、テレビやラジオでは効果がないとのこと。同じ言葉のシャワーであっても、機械から流れてくる言葉は、素通りしていってしまうそうです」(『0歳から6歳までの 叱るより聞くでうまくいく 子どもの心のコーチング (中経出版)』(和久田 ミカ 著)より)