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高校サッカー選手権に出ても推薦で大学には行けない。
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こんにちは。サカモです。

前回のブログをTwitterに転記したところ、多くの反応をいただきました。嬉しい限りです。

今日は前回の続き。

結論、高校3年生で初めて選手権に出場しても、その経歴は大学受験には使えません。

正確に言うと色々な条件がつきますが。2000年を越えたあたりから多くの大学が“スポーツ科学”を意識した学部を新設しました。と同時に、スポーツ競技歴を使った推薦入試も増えました。『全国大会出ている、勉強もできる選手が欲しい!』という大学側の意図ですね。

まさに文武両道を求める風潮です。
ここで結論に戻ります。ポイントは、高校3年生で出る『高校サッカー選手権大会』、通称『選手権』が推薦時にこの効力を発揮できないという点です。

高校サッカー

上の表は高校サッカーのおおまかなスケジュールと、受験のスケジュールです。
3年生として臨む2つの大会、それと並行して行われる受験。推薦の出願時には、総体(インハイ)の結果しか出ていないため、選手権の出場歴は出願書類に記載できません。

3年生で初めて選手権に出場しても、プロから声がかかる以外は、自力で受験を乗り切るしかありません。
かといって、3年の総体(インターハイ)や2年終了時に受験に切り替えて部活を引退、という選択肢も一概にいいとは言えません。

あくまで感覚ですが、『早めの引退=受験勉強に時間が割け、合格率もあがる』という予想が成り立たないのが面白いところ。むしろ時間に余裕ができて、ちょっとゆるくなるなんてこともあります。統計は不明ですが、部活を最後までやった人の方が現役で大学に行く確立は高いと思います。部活生には、一転集中で力を発揮する短期決戦での受験が向いているのかもしれません。

ただ、受験を視野にいれた進路選択をするにしても、プロ志望で大学受験は考えないにしても、高校サッカーと大学受験の時間軸を早めから把握しておくことは大事ではないかなと思います。

このタイトなスケジュールで結果を残すためには、

いかに既に設定されている勉強時間(学校の授業、宿題をやる時間、既に通っている予備校や補習塾)を無駄にしないかが大切です。

学校の授業では疲れて寝てしまい、テスト前に眠気をこらえて必死に夜中まで勉強、なんてことは本末転倒ですね。
といいつつ、当事者の時は気づかないのが現実ですが…。

 

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【 サカモ 】坂本 亮太(さかもと りょうた、1986年2月20日生)04年東京都立三鷹高学校卒業、08年早稲田大学スポーツ科学部スポーツ医科学科卒業。大学在学時は早稲田大学ア式蹴球部(サッカー部)に所属、主務と選手を兼任。大学卒業後08年4月より現役高校生を対象とした予備校に2年間勤務した後、10年より広告代理店に転職し、3年の勤務後、2013年7月より株式会社早稲田ユナイテッドに勤務。現在は、ワセダクラブサッカースクールでコーチ、早稲田ユナイテッドTOCでアシスタントコーチを務め、早稲田ユナイテッドトップチームで自身も現役としてプレー。2014年度日本サッカー協会公認B級コーチ資格取得。日本サッカー協会公認4級審判員。